パートナーがDV気味で、離婚を切り出すのが怖い方へ

この記事を読むのに必要な時間は約 3 分です。

1.DVとは

DVとはドメスティックバイオレンスのことであり、家庭内での暴力のことをいいます。

この暴力には、身体に向けられた暴力だけでなく、精神的暴力や経済的暴力も含まれます

 

2.DVをするパートナーの特徴

DVの原因には様々なことが言われていますが、個々のケースにより異なり一般論として原因をあげることは困難といえます。

しかし、加害者に一定の特徴がみられることもあり、その特徴としては

①暴力を正当なもの、あるいは重大な問題ではないものにしようとする、

②暴力に至った原因が被害者にあると主張する、

③対外的には紳士的で暴力を振るうような態度を見せない

などがあげられます。

 

3.DVから逃れて離婚するには

 

①証拠の収集

DVから逃れて離婚するには、まず証拠の収集が重要となります。

DVは外部からはわかりにくく、また、離婚の協議、調停、裁判では暴力など振るっていないと主張することが多いからです。そのため、DVの証拠を集めておくことがとても重要となります。

具体的には、

①暴力でできた痣などの写真を撮っておくこと、

②診断書を取っておくこと、

③録音を取っておくこと

などが考えられます。

また、保護命令の申立てを行う場合に備えて、警察の生活安全課などに相談に行っておくことも考えられます

 

②弁護士に相談する

次に、離婚に向けてどのように行動したらよいか、弁護士に相談することも重要となります。

通常、DVの被害者が加害者を相手に離婚に向けた話し合いをすることは困難であり、専門家である弁護士に間に入ってもらう必要があるためです。そこで、今後離婚に向けてどのように行動したらよいか打ち合わせを行います。

別居のタイミングをいつにするか、保護命令の申立てを行うのか、協議から始めるのか調停を申し立てるのかなど、離婚に向けた戦略を練る必要があります

 

③身の安全の確保

また、暴力が深刻な場合には、早急に身の安全を確保することも重要です。

具体的には別居するのがよいですが、一時的にシェルターを利用することや実家などの親戚に助けてもらうことも考えられます。

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