調停離婚において相手方が全財産を開示しなかったケース
この記事を読むのに必要な時間は約 2 分です。
概要
■依頼者:40代 妻
■相手方:40代 夫
■相手方:40代 夫
■地域:川崎
■解決までの期間:10か月
■子供:中学生、高校生
■子供:中学生、高校生
ご依頼の経緯
相手方から離婚を求められており、離婚についてどうしたらいいかということでご相談に
いらっしゃいました。夫は、妻の父親の会社役員でしたが、離婚をするために役員を辞任しました。
夫が離婚調停を申し立てて来たので、代理人として受任しました 。
財産が多く、1人で調停に臨んで、正当な権利を確保できるかどうか不安だったため
依頼されたということでした。
いらっしゃいました。夫は、妻の父親の会社役員でしたが、離婚をするために役員を辞任しました。
夫が離婚調停を申し立てて来たので、代理人として受任しました 。
財産が多く、1人で調停に臨んで、正当な権利を確保できるかどうか不安だったため
依頼されたということでした。
解決内容
相手方は、調停手続きの中で全財産を開示しませんでしたが、粘り強く交渉した結果、
1000万円以上の解決金を提示してきたため、離婚に応じることにしました。
1000万円以上の解決金を提示してきたため、離婚に応じることにしました。
養育費については、役員を辞任し無収入となっていたため、算定が困難でしたが、
賃金センサスをベースに私立の学費相当額を加算した金額を主張し、
最終的に毎月17万円の養育費とし、こちらの希望通りの金額で解決することができました。
賃金センサスをベースに私立の学費相当額を加算した金額を主張し、
最終的に毎月17万円の養育費とし、こちらの希望通りの金額で解決することができました。
コメント
全財産を開示していなかったので、解決金の金額が財産分与や慰謝料に照らして
相当かどうかが問題となりますが、結婚期間や収入などから、十分な金額であろうと推測できたため、
離婚に応じることにしました。
相当かどうかが問題となりますが、結婚期間や収入などから、十分な金額であろうと推測できたため、
離婚に応じることにしました。
養育費についても、無収入ではありましたが、相手方の稼働能力等を主張することで適正な
養育費で合意することができました。
養育費で合意することができました。
関連する記事はこちら
財産分与について
財産分与を弁護士に依頼するメリット
共有名義の不動産の財産分与
不動産の財産分与
預貯金の財産分与
退職金の財産分与
財産分与の割合
解決事例の最新記事
- 不動産の財産分与(特有財産)に関する主張が認められたケース
- 慰謝料の支払いを回避することが出来たケース
- 粘り強く交渉した結果、慰謝料増額に繋がった事例
- 不倫慰謝料において、300万円(慰謝料)+ローン残金+月額9万円(養育費)獲得したケース
- 特有財産を含む多額な資産を整理し、財産分与のポイントを抑えることで相場通りの財産分与となった事例
- 特有財産の主張内容が正当でなかったため、指摘したところ、裁判所の見解はこちらの意見と一致し、適切な財産分与が行われた事例
- 不倫相手の夫から230万円近い慰謝料を請求されたが、交渉の結果、90万円の慰謝料を支払うことで合意ができた事例
- 有責配偶者からの離婚請求であったが、解決金を支払い親権を取得し離婚することができた事例
- 夫婦喧嘩から夫が子どもを連れて実家に帰ってしまったが、急いで申立てを行い依頼者が監護者として適切であるとの審判を出すことができた事例
- 自らの不貞行為が発覚し、不貞相手の妻から慰謝料約700万円を請求された事例
- 面会交流の調停が成立した事例
- 婚姻費用に関する調停が1日で解決したケース
- 夫が子どもを連れて実家に帰ってしまったケース
- 慰謝料の大幅な減額に成功したケース
- 不倫相手の夫から不貞慰謝料請求を受けているケース
- 離婚後の財産分与②離婚時に財産分与の取り決めをしていなかったケース
- 離婚後の財産分与①お互いが感情的になり解決が難しくなってしまったケース。
- 夫のモラハラや風俗を理由に離婚を請求したが相手に認めてもらえず訴訟したケース
- 40代夫の離婚成立のため粘り強く条件交渉を行い協議で離婚ができたケース
- 不貞相手の女性の夫から高額の慰謝料請求をされたが大幅な減額で和解できたケース
- モラハラを受け、5年別居したのち協議離婚が成立したケース
- 離婚後に申し立てられた面会交流を3か月に1度、1時間程度で成立させたケース
- 慰謝料の減額を請求され弁護士による強気の交渉で減額なし短期間で解決に至ったケース
- 夫の不貞相手に謝罪と慰謝料を求め、およそ一ヶ月で解決したケース
- 長年続いた家庭内別居の末、離婚を拒否する妻と協議離婚が成立したケース
- 50代会社役員の男性が財産分与と慰謝料の支払いとして不動産を移転し、調停離婚が成立したケース
- 夫の不貞行為が発覚したことから,不貞相手へ慰謝料を請求したケース
- 不貞相手の夫からの慰謝料請求を減額し、家族に知られずに解決できたケース
- 妻の不倫相手に対して慰謝料を請求し、裁判外で示談が成立したケース
- 夫からのDVを協議離婚で解決した事例
- 離婚後につきまとい等を繰り返す元夫の行為を止めさせたケース
- 婚姻費用の支払いのために、夫の給料の差し押さえを申立てたケース
- 暴言を繰り返し、家を出た妻との離婚が認められたケース
- 行方不明になった夫との離婚が成立したケース
- 離婚には合意していたが、財産分与で合意がとれず分与割合について訴訟で解決したケース
- 結婚に至る経緯等も考慮に入れた慰謝料金額で調停が成立したケース
- 妊娠中の妻を置いて実家に戻った夫との離婚と慰謝料支払いの合意が成立したケース
- 浪費の激しい夫との離婚が成立したケース
- 老後の生活を見越した財産分与の協議が成立したケース
- 約6年の別居後に離婚が成立したケース
- 協議離婚で約5ヶ月で離婚が成立したケース
離婚・不倫の慰謝料のご相談は
川崎パートナーズ法律事務所へ
044-201-6851川崎駅東口
徒歩1分
徒歩1分
受付時間 9:30〜19:00
土日・夜間(平日21時まで)
の相談にも対応(要予約)