パートナーがモラハラ気味で、離婚を切り出すのが怖い方へ

この記事を読むのに必要な時間は約 5 分です。

1.モラハラとは

モラルハラスメントとは簡単に言うと、家庭内におけるいじめのようなものです。

具体的には、精神的暴力や嫌がらせのことを指し、モラルハラスメントを行う夫をモラハラ夫と呼びます。

ドメスティックバイオレンス(DV)とは違い、実際に暴力を振るわけではないのですが、言葉や行動、態度によって相手に精神的苦痛を与えます。

当事務所にご相談に来られる方の中にも、モラルハラスメントの被害者が多くいらっしゃいます。実際にモラルハラスメントの被害を受けている方達のお話を聞くと、ご自身では被害を受けていることに気付かなかったという方がとても多くいらっしゃいます。

本や雑誌のコラムを読んだり、知人・友人から話を聞いて「まさにうちの夫のことだ!」と自分が被害者であることに気づく方が多いようです。

 

2.モラハラするパートナーの特徴

①自己顕示欲が強い

モラハラ夫は周囲から自分がどう見られているかをとても気にする傾向があります。

「仕事ができる」「才能がある」「優秀である」と見られたいと思っています。実際には世間で「エリート」と呼ばれる方が、モラルハラスメントの加害者になっているケースが多く見られます。

 

②自分の非を認めない

モラハラ夫の特徴として、何か問題が起こった場合、自分の非を認めない傾向にあります。

自分が浮気したとしても「浮気させるようなお前が悪い」と言ったり、何か問題が起こった場合に「俺のおかげで飯が食えているんだろう」と話しをすり替えたりする傾向があります。

 

③ 突然怒り出すことがある

突然怒り出すことがあるということもモラハラの特徴です。

そうすることで自分が優位に立とうとします。定期的に怒ることで夫婦関係に上下関係をつけておきたいのです。テレビを見ている時に突然「うるさい!テレビを消せ」といった具合に怒り出したりします。

 

3.モラハラから逃れて離婚するには

モラハラ夫と同居しながら離婚の話し合いを行うことは相当困難です。

モラハラ夫は、あの手この手で相手を言いくるめて離婚しないようにもっていくでしょう。

 

①別居

そこで、まず考えられるのが別居をするということです。

別居したとしても、相手からは自分が悪かったから戻って来て欲しいと言われるかもしれませんが、戻ればまたモラハラを受けることになるだけです。

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②弁護士への相談

次に、離婚の話し合いをどう進めたら良いか弁護士に相談することが考えられます。

少なくとも、直接の話し合いではなく、第三者を利用した話し合いを考えた方が良いです

その場合、調停の利用を考えるか、弁護士に間に入ってもらうのか、どちらがよいのか弁護士に相談するのがよいでしょう

 

モラハラ夫と協議をすることは、相手から暴言を吐かれたりして精神的負担がとても重いことが多いです。このような夫を相手に協議を続けると精神的に負担を負うだけでなく、場合によっては不利な条件で離婚を余儀なくされることもあります。

このような場合、弁護士に代理人を依頼することで、そのような不利益を回避することが可能となります。

また、モラハラ夫は第三者に対しては、社会人として適切な応対に変わることも多く、話し合いがスムーズに進むこともあります。

モラハラによる離婚問題の解決事例

夫のモラハラや風俗を理由に離婚を請求したが相手に認めてもらえず訴訟したケース

モラハラを受け、5年別居したのち協議離婚が成立したケース

暴言を繰り返し、家を出た妻との離婚が認められたケース

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